最近手放したのですが、今まで乗っていたフェラーリ360モデナについてレビューしたいと思います。
今時の車ほど速いというわけではありませんが、人生に一度は所有したかったフェラーリということで、そこにあるだけで心が踊る車は他にないでしょう。
外観とデザイン
フェラーリ360モデナは1999年に発売され、2005年に後継車であるF430が発売されるまで、6年にわたり販売されていました。
フェラーリ360モデナの外観は、まさにスーパーカーの王道と言える洗練されたデザインです。
美しい曲線とスリムなシルエットが目を引きます。試乗車は真紅のボディが輝き、フェラーリのエンブレムが誇らしげに輝いています。
ミッドシップエンジンの存在感を感じさせるエアインテークは、レーシングカーのようなダイナミックな印象を与えます。
内装と装備
フェラーリの内装はスポーティかつ贅沢さを兼ね備えています。
高級素材と手工芸が随所に施され、ステアリングホイールやシートにはフェラーリのロゴが刻まれています。
ただし、収納スペースは限られているため、実用性を求めるのは難しいかもしれません。
エ
ンジンとパフォーマンス
エンジンスタートの瞬間、V8エンジンの轟音が響き渡ります。今にも走り出したくなるようなフェラーリらしいサウンドはさすがです!
フェラーリ360モデナのエンジンは高回転型であり、8000回転まで回すことができます。
アクセルを踏むと、その加速は圧倒的で、わずかな瞬間で高速に達します。
F1スタイルのセミオートマチックモードでのシフトチェンジのスピードにも感動しました。
ハンドリングと操縦性
フェラーリ360モデナは、優れたハンドリングと操縦安定性を持っています。
コーナリング時のグリップ感は素晴らしく、しっかりと路面をつかんでくれます。
ハンドルの切れ味も良く、曲がる楽しさがあります。ただし、ミッドシップエンジンのため、運転には慣れが必要で、初心者には少し挑戦的かもしれません。
結論
フェラーリ360モデナは、その美しいデザインとスーパーカーならではのパフォーマンスで、まさに夢のような一台でした。
スポーツカーライフを謳歌したい方には最適な車であり、独特の魅力を持っています。
ただし、高性能スポーツカーとしての性格を持つため、日常的な使用には向いていないかもしれません。
それでも、騒音規制や排ガス規制、電化への波が大きく押し寄せる昨今で二度と出てこないであろう存在。車好きとしては一度は所有してもらいたい逸品です。