大気中は目に見えないチリやほこりが漂っており、車に付着すると水垢の原因となります。
車体に着いた水垢や汚れは、放置すると固着してしまいますが、固着した汚れは塗装を傷めるだけではなく、落とそうとして余計に傷つく恐れがあります。
そのため、定期的な洗車が必要なのです。これは厳重に管理するフェラーリも同様。
愛車をピカピカに保つには洗車のやり方が重要です。適当に洗うと逆に傷をつけることになってしまい、擦り傷だらけの車になってしまいます。
そこで今回はフェラーリの洗車方法について紹介します。
フェラーリの洗車方法について
フェラーリの洗車は、一般的な車とは異なる注意点があります。
以下のポイントに気をつけることで、愛車を美しく保つことができます。
洗車機はNG
フェラーリは繊細な塗装を施しているため、洗車機で洗車すると塗装が傷つく可能性があります。
また、防水性に劣る車でもあるため、高圧洗浄によって車内に水分が侵入するリスクがあります。そのため、洗車機を使用するのは避けましょう。
一応、最近のモデルは問題ないといわれていますが、洗車機は避けたほうが無難です。
自分で洗車する場合
洗車を自分で行う場合は、涼しい時間帯に直射日光が当たらない場所で行うことが重要です。
適切な洗車用具を使用し、丁寧に手洗いを行いましょう。特にエンジン回りやヘッドライト周りなどの細部は注意して洗いましょう。
専門業者に依頼する場合
洗車を専門業者に依頼する際は、フェラーリの特性を理解している業者を選ぶことが大切です。
洗車に関する経験が豊富な専門店を探し、フェラーリに適した洗車方法で丁寧に洗ってもらいましょう。
フェラーリの洗車で注意したいこと
フェラーリの多くはエンジンが露出した状態になっています。よって、エンジンフード部分に水をかけると、ダイレクトにエンジンに水が侵入してしまうのです。
これを防ぐためにエンジンフード周りはバスタオルなどをかけて、水はねなどによって水分が侵入することを防いでください。
ボディ全体に水をかける場合、エンジンフード周りはもちろん、ヘッドライト周りも余計に水がかからないようにしましょう。
洗車が終わり、ボディに付着した水分は、エアコンプレッサーで吹き飛ばします。この際は、水分が侵入しないようにボディ外部へ向かって行うように意識してください。
最後に吹き飛ばしきれなかった水分をマイクロファイバークロスで優しく拭き取ります。
フェラーリは高級スポーツカーであり、洗車にも細心の注意が必要です。
正しい洗車方法を守りながら、愛車を輝かせることで長く美しい状態を保つことができるでしょう。